ゆたぼうの機材紹介Vol.4 【fender Jaguar】
今回紹介する機材は...
※写真は私の所有するJaguarです。
fender Jaguarはfender Jazz Masterの上位機種として1962年に発売されたギターです。
※ギターの歴史について書き始めると鬼のように長くなってしまうので、歴史に関してはWikipediaを参照してください(汗)
購入の決め手は...外見のカッコよさに一目惚れでした!笑
当時Gt&Voでバンドを組もうとしていて、LUNKHEADの小高芳太朗さんに憧れてジャズマスターを買おうとしたのですが...
ジャガーの方がスイッチが沢山付いてて「こっちの方が色々出来そうじゃない?」なんて安易な理由でジャガーを選びました笑
※これがジャズマスターです。似てますね!
購入後、早速スタジオでアンプに繋いで歪ませたのですが...物凄いハウリングを起こしました泣
(私はギターを結構歪ませる傾向があります)
オマケに、弾き続けるとブリッジ部分の「イモネジ」という部分が外れる!
しかも弦がブリッジから落っこちてチューニングが狂う!
(当時の私はパンクロックが好きで、ストロークの強さにジャガーのブリッジが耐えられなかった)
このギターは 問題点は多いけれど、クリーンでコードを鳴らした時の繊細な音、クランチで鳴らした時の鋭さが魅力的!
さらに、このギターの問題点を解決する方法も幾つかあります!
ジャガーのユーザーの中で最も問題視されている「弦落ち問題」に対して、私は3つの対策でこれを克服しました。
①ブリッジをムスタングのものに取り換える。
有名な弦落ち対策のひとつ。
溝がたくさんあるジャガーのブリッジに対してムスタングのブリッジは中心に1本の溝があるだけなので、弦があちこちの溝に動いてチューニングが狂うことが無くなります。
芋ネジも付いていないので部品が無くなるストレスからも解放されます。笑
LUNKHEADの小高さんもこの方法で弦落ち対策をしています。
②BUZZ STOP BARを装着する
これも有名な方法。
ジャガーはネックのスケールは短いものの、ヘッドからピンを固定するところまでの距離が異様に長いため、張りが弱くなってしまい、これも弦落ちの原因の1つになります。
このパーツを取り付けるだけで、ブリッジ側で角度をつけ、弦の張りを強くすることができ、更に音にタイト感を持たせることができます!
③太い弦を張る
溝から落っこちないように、太めの弦を張ってテンションを稼ぐ…まさにダメ押しです。笑
この太さの弦を長年使っていた影響か、ライトゲージの弦で弾くのが怖くなりました。笑
最後に、このギターは 音作りも弾き方も難しい問題児だけれど、長く使い続けてるとその「扱いづらさ」に愛着が湧いてくるギターだと思っています。
今回はfender Jaguarについて紹介させて頂きました!